Indeed TDA7498e MKII
良いアンプである。2000年春に購入して、使っている。
10万円超のアナログアンプや、最新の5万円以下クラスの中華デジタルアンプ(Topping PA5)に比べると情報量が足りないし、またノイズレベルも高いが、それでも、とても心地よく音楽を聴かせてくれる。 今は、メインのオーディオからは引退させて、セカンド環境(書斎のデスクトップPCオーディオ)に使っている。実家に導入したTopping PA5がとても素晴らしく、それをもう1台買ってTDA7498e MKIIを完全に引退させても良いと思ったが、コロナ禍発生以降の2年間を共に過ごしてきたアンプなので、このまま使い続けている。その後、AIYIMA A07にも手を出したが、TDA7498e MKIIの方が音のバランスが良かった(A07は低音ブーストしてた)ので、元に戻した。 その後、書斎のアンプを、Bluetoothアンプにしようかと思って、いくつか試し始めたので、そろそろ本当に引退という感じである。5年ほどの間だったが、私に、じっくりオーディオを聴く機会を与えてくれた友人のような存在なので、お疲れさまと言いたい。
と書いたが、時々電源を入れて、音楽を流している。問題なく動いてくれており、耐久性も問題ない。いくつか安価なアンプに手を出したが、その多くが電源を入れっぱなしにしているだけで壊れてしまったので、その度にIndeedの出番がやってくる状況で、アンプ切り替え器につないで、いつでも使えるようスタンバイしている。
なお、TDA7498e MKIIには、ボリュームが付いているが、ゲインが大きすぎるので、DAC直結ではなく、間にアッテネータかプリアンプを挟んで使っている。手持ちのTDA7498e MKIIのボリュームはギャングエラーが全くなく、極限まで音量を絞ることもできるのだが、音量調節がシビアなので。
2023年頃にIndeedの開発者が現役引退されて、日本でIndeed製品をリファインして販売されていた方も、Webサイトを閉じられたようだ。(国内販売されていた方には、)TDA7498e MKII購入時・購入後にお世話になったので気になっていたが、昨年中にヤフオクにスピーカー製品を出品されているのをお見かけしたので、現在も、オーディオ分野でご活躍されているようである。